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【VGT】バンガード・米国情報技術セクターETFでハイテク株の成長を取り込む

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けんしんです。

 

私は投資を始めて14年経ちますが、基本は個別株で運用しています。

個別株がメインではあるものの、ETFの有用性は微塵も疑っておらず、歳をとるに連れ私の能力も劣化して行く事から、何れETFへ切り替える予定です。

 

そこで、将来に備え、ETFについても勉強を開始しようと思います。

まず、私の保有が大きい情報技術セクターのETFであるVGTの纏めてみます。

 

 

 

 

VGTとは

 

VGTはバンガード社が運営する米国の情報技術セクターのETFです。

 

MSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックス」に連動し、大型株~小型株まで広い範囲の企業を網羅しています。

 

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平たく言えば、アメリカのハイテク銘柄(大小問わず)に投資するETFです。

 

VGTを構成する企業は以下の3分野で構成されています。

 

①テクノロジー・ソフトウェア及びサービス(マイクロソフトなど)

②テクノロジー・ハードウェア及び機器(アップルなど)

半導体及び半導体製造機器(インテルなど)

 

経費率は年率0.1%と非常に安く、資産残高も200億ドル(2兆円強)と流動性も十分です。

 

 

 

VGTの構成銘柄

VGTの構成銘柄と比率は下記のとおりです。

 

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アップル、マイクロソフト、ビザ、インテルといった日本人にとっても馴染みある米国の大型ハイテク株がメインです。

 

最近の米国の情報技術セクターは、リターンが非常に良いマイクロソフト、ビザ、マスターカードといったグループと株価が軟調なアップル、インテルIBMといったグループに2極化しています。

 

VGTは両方のグループをバランスよく取り込んでいると言えます。

 

この点は分散が効いていると見るべきか、パフォーマンスを十分に発揮できていないと見るべきか意見が分かれそうです(私は前者のスタンスです)。

 

構成銘柄で注意すべき点は、ハイテク銘柄の多くを含むものの、全て含む訳ではないという点です。VGTはハイテクの中でもソフトウェアやハードウェアや半導体といった分野に限られます。

 

ハイテク銘柄でも、例えばアルファベット、アマゾン、フェイスブックは含まれていません。アルファベット、フェイスブックは通信サービスセクター(VOX)、アマゾンは一般消費財・サービスセクター(VCR)に含まれています。

 

 

 

VGTの実績・チャート

VGTの実績

 

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VGTは、1年間:18.78%、3年間:23.83%、5年間:18.51%、10年間:20.24%という素晴らしいリターンを誇ります。これは米国市場全体のVTIやS&P500のVOOを大きく上回る水準です。

 

ただし、設定来で見ると10.44%と大きくリターンが落ちます。これはサブプライムショック、リーマンショックを含んでいるからですね。

 

詳細は後述しますが、経済危機時にVGTは下落が大きいというのは大きな欠点です。

 

VGTのチャート

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上記は、VGT(青線)の5年チャートです。対比用にVOO(赤線)のチャートも載せました。

ちなみに、VOOはS&P500に連動するETFです。

 

チャートを見ても分かる通り、VGTは右肩上がりで上昇しています。

5年間で+108%と2倍になっており、VOOを遙かに上回るパフォーマンスを示しています。

 

2007~2008年のサブプライムショック・リーマンショック、2018年後半の貿易戦争懸念で大きく落としていますが、それを含めても大きな上昇といえます。

 

 

 

VGTが良いと考える理由

ハイテク銘柄の高いリスクを分散で抑え込んでいる

VGTの良い点は何と言ってもハイテク株で分散が効いている点です。

 

ハイテク株は大きなリターンを見込める可能性があるものの、投資家から高い期待を集めていることから、決算ミスや成長に疑問符が付いた時は大きな下落に見舞われます。

 

個別株でハイテク銘柄に投資していれば、こうしたリスクを常に意識する必要がありますが、分散が効いたVGTなら個別株リスクを減少させ、パフォーマンスの安定が図れます。

 

期待リターンが高い

VGTの良い点として、過去のリターンが高いことが挙げられます。

設定来は年率10%で、ここ10年では20%を超えるリターンが得られています。

これは市場平均を上回り、セクター別ETFでナンバーワンとなる素晴らしい実績です。

 

この10%の差はリーマンショックを含んでいるか否かがポイントであると思われ、急落期には警戒する必要があるものの、上昇相場においては大きなリターンを生み出すETFであると言えます。

 

ただし、過去の実績がそのまま将来のリターンに繋がる訳ではない点は注意が必要です。

 

VGTの注意点

景気後退期や経済危機時の下落が大きい

VGTの良い点でも触れましたが、VGTはリーマンショックのような急落期、景気後退期に下落が大きいという欠点があります。

 

例えば、サブプライムショック・リーマンショックでは、60ドル→30ドルと半分近くまで株価を落としています。リーマンショックから1年程度で株価は戻したようですが、この時期保有して人にとっては気が気でなかったと思われます。

 

今後も経済危機は起きないとは言い切れず、また景気後退は現実的なリスクとして存在します。VGTを保有する際は、こうしたデメリットはしっかり認識する必要があります。

 

 

 

まとめ

以上、VGTについてまとめてみました。

 

ハイテク銘柄は下落期に弱く、景気後退期や経済危機時に市場平均を超えて下落するという欠点はありますが、VGTは上昇相場で大きなリターンを見込める点・銘柄分散が効いていて個別銘柄リスクを減少させている点は大きなメリットです。

 

ハイテク銘柄の成長力を取り込みたい、でも個別株投資はリスクが大きく怖い、そんな方にぴったりだと思います。

 

また、ハイテク株を始めて買いたい方にとってもまずはVGTを購入し、勉強するというのもアリだと思っています。

 

私は情報技術セクターでは、マイクロソフト、アップル、アドビ、シスコシステムズインテル保有していますが、今後、これらの銘柄に何かしらの懸念が出たり、成長性に疑問符が付く可能性があります。

 

その際の乗り換え先の候補として、VGTは有力な選択肢と考えています。

 

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