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ギリシャ危機を引き起こしたチプラス首相が遂に退陣

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けんしんです。

 

久しぶりに懐かしい名前を見ました。

ギリシャで総選挙があり、中道右派の野党勝利となり、チプラス首相が退任するようです。

 

 

 

ギリシャ総選挙で野党・新民主主義党が勝利

7日投開票されたギリシャ総選挙(一院制、定数300)は、中道右派の野党・新民主主義党(ND)の勝利が確実となった。チプラス氏に代わり首相に就任するミツォタキス党首は、10年続いた金融危機を経て慢性化している厳しい経済状況の改善に取り組むことになる。

ミツォタキス党首(51)はアテネでの演説で勝利を宣言。「きょうからわれわれの困難な闘いが始まる。気を引き締めて臨む」と聴衆に語った。

引用元: Bloomberg

 

チプラス首相に代わって首相になるのは、中道右派の野党党首・ミツォタキス氏のようですね。

 

チプラス首相もいよいよ退任

以前から投資をされていた人にとって、チプラス首相は悪い意味で懐かしい名前ではないでしょうか?

 

チプラス氏は2015年に首相に就任し、EU全体を巻き込む債務危機を引き起こした人物です。

当時の私は、この名前を経済ニュースで聞く度にイライラさせられました。

 

ギリシャ危機が落ち着いてからは名前を聞かなくなりましたが、選挙で敗北し、退任するようです。

 

 

 

ギリシャ危機とは?

ギリシャ危機とは、ギリシャの債務を巡り、欧州全体を巻き込んだ債務危機を言います。

2010年に起こったのが第一次ギリシャ危機、2015年に起こったのが第二次ギリシャ危機となります。

 

チプラス首相が関わったのは第二次ギリシャ危機の方です。

 

2010年代前半のギリシャは、第一次ギリシャ危機を欧州からの支援によって乗り切ったものの、対価として課せられた緊縮財政によってギリシャの景気はどん底にありました。

 

緊縮財政に対して国民の不満が高まる中で、2015年の総選挙で誕生したのがチプラス政権でした。

 

チプラス政権は、緊縮財政を受け入れるかどうかの国民投票を実施し、受入拒否の民意を得て、欧州と再交渉を行います。

 

チプラス氏の主張は、民意を盾にかつての合意を覆し、緊縮財政の解除と支援の継続を求めるもので、一方で欧州側は支援の継続は続けるものの、緊縮財政は必須(=ギリシャのツケを他国に払わせるな!)というスタンスでした。

 

チプラス首相の強硬姿勢のため

 

・欧州が支援を中止しギリシャが破綻するのではないか

ギリシャが欧州から離脱し、他の財政悪化諸国も続き、単一通貨ユーロが崩壊するのではないか

 

という懸念が広がり、市場が振り回される事態となりました。

 

最終的には、チプラス政権が緊縮財政を受け入れ、欧州からの支援が継続することで危機が収まりました。

 

これら一連の流れをギリシャ危機、他の南欧諸国(ポルトガルアイルランド、イタリア、スペイン)なども危機に陥ったことから欧州債務危機と言います。

 

 

 

ギリシャ危機が私の欧州株撤退に繋がった

当時の私は、米国株・日本株の他に欧州株も保有していました。

 

本音を言えば、欧州は固定通貨ユーロという特殊性のため投資対象としては不適切と考えていました(固定通貨という性質上、ある国の危機が欧州全体に伝播しやすい)。

 

しかし、欧州は先進国ですし、当時の私は分散を非常に重視しており、疑念を感じつつ投資しておりました。

 

保有していたのは、シーメンスドイツ銀行ですね。

 

損益は、シーメンスは利益が出ており、ドイツ銀行は損失、合算すると損の方が大きかった状態です。

 

元々、欧州に対する不信感があり、しかも、米国株や日本株と比べてパフォーマンスが悪く不満もある。そんな状況でギリシャ危機を始めとする欧州債務危機が起こり、欧州にはほとほとうんざりしたというところでしたね。

 

固定通貨ユーロを使っていないイギリス株を除いて全て売却しました。

 

正直、チプラス首相には嫌な思い出しかないですが、だいぶ時間も経っているため当時の怒りはありません。いざ辞めると聞くとそれはそれで少し悲しさも感じますね。

 

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