けんしんの株式投資

米国株・日本株・トルコリラについて思う事をつらつらと書いています

3社スピンオフを控え、ダウ・デュポン(DWDP)をどうするか

f:id:Ithere:20190519223126j:plain

 

けんしんです。

 

私の保有するダウ・デュポンがいよいよ3社に分割される時期になった。

会社分割は手続きが大変そうなので、保有を続けるか売ってしまうか悩んでいる。

 

まずは、簡単に流れから。

 

ダウ・デュポンの流れ

2017/9 「ダウ・ケミカル」と「デュポン」が合併し、新会社「ダウ・デュポン」が誕生

2019/4 素材化学事業を分離、社名「ダウ」

2019/6 特殊化学事業を分離、社名「デュポン」

2019/6 農業事業を分離、社名「コルテバ・アグリサイエンス」

 

証券会社のコーポレートアクションには、「ダウ」について記載があり、「ダウ・デュポン」3株に対し、「ダウ」1株が割り当てられるようである。

 

6月に分離される「デュポン」、「コルテバ・アグリサイエンス」も同様の扱いであろう。

 

つまり、6月時点は、「ダウ」、「デュポン」、「コルテバ・アグリサイエンス」の3銘柄を保有することになる。

 

個人的には保有を続けたいが、今のうちに売ってしまうか悩む面もある。

 

 

 

税務上の取り扱いが分からない

ダウ・デュポンが3分割されるに当たり、取得価格をどうするのかという問題が生じる。

ぱっと思いつくのは、分割時点での「ダウ・デュポン」の取得価額・含み益の比率をそのまま分割会社の取得額に適用する事である。

 

このパターンだと、税務上、今までと変わる事はないのでありがたいが、果たしてこの方法で良いのか分からない。この辺りは税務署に聞くしかないだろう。

 

コングロマリット・ディスカウントの剥落

投資を行う上で厄介な性質の一つにコングロマリット・ディスカウントがある。

 

コングロマット・ディスカウントとは、多くの事業を抱える複合産業の場合、企業全体の企業価値が、各事業ごとの企業価値の合計より小さくなる事である。

 

これは多角化企業の評価が難しいことに起因するのだが、ダウ・デュポンの会社分割により、素材化学・特殊化学・農業に分かれ、事業がよりシンプルになる。

 

これにより、コングロマリット・ディスカウントが剥落し、3社合計の企業価値は元々のダウ・デュポンを上回る可能性がある。

 

規模の経済は失われる?

3分割のマイナス面として考えられるのは、規模の経済が失われることがある。

 

規模の経済とは、生産量が増大するにつれ、生産単位ごとの労務費や材料費といったコストが減少し、収益力が向上することである。

 

しかし、この点はあまり懸念していない。ダウ・デュポンは元々ダウ・ケミカル、デュポンという大企業が合併して出来た企業なので、3つに分かれたとしてもかなりの規模を誇るのが理由である。

 

また、今回、会社分割を実施することから、少なくとも経営陣にとって、分割した方がメリットが多いと判断したのだろう。

 

 

 

スピンオフ3社合計の時価総額はどうなるか

今回の3分割は、元々一つだった会社を3つに分けただけなので、分割会社3社の時価総額合計はダウ・デュポンと理論上は同一になるはずである。

 

しかし、前述のコングロマリット・ディスカウントといった要素もあるためぴったり一致するとは限らない。

 

逆に、ぴったり一致した場合、3社の時価総額配分で価格に歪みが生じ、割高な銘柄と割安な銘柄に割れる可能性がある。

 

この場合、不当に安い価格が付いた1社を買うチャンスかもしれない。

 

分割後も保有を続けるか悩むが、保有を続けた方がメリットが大きい気がしてきた。

 

スピンオフは滅多に経験出来るものではなく、勉強にもなる。

 

関連記事

まず、始めにダウ(DOW)がスピンオフされました

www.kenshin.xyz

 

ゼネラルエレクトリック(GE)でもスピンオフが実施されています

www.kenshin.xyz

 

 

にほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村 為替ブログ トルコリラへ