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ゴールドマンサックス(GS)が1MDB事件で1兆円の支払いを迫られる恐れ

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けんしんです。

 

兼ねてより問題になっていたマレーシア汚職事件(1MDB事件)で1兆円の支払いを迫られる恐れがあるとのこと。

 

GSは私の保有株の1つで、本件は私にとって激震と言って良いニュースです。

 

ゴールドマンサックスが1兆円の支払を迫られる恐れ

 

米銀ゴールドマン・サックス・グループは、マレーシアの政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)の汚職資金洗浄疑惑への関与を巡り「厳しい法的措置」に直面し、最大90億ドル(約1兆円)の支払いを迫られる恐れがあるとシティグループのアナリスト、キース・ホロウィッツ氏とアイリーン・シャオ氏がリポートで指摘した。

  

シティはゴールドマンによる支払額が15億-90億ドルの範囲となり、基本シナリオで40億-50億ドルと見積もる一方、業務停止となる可能性は小さいと予測している。

引用元:ブルームバーグ 

  

 

 

1MDB事件とは

1MDB事件とは、 マレーシアの政府系ファンド「1MDB」を舞台にしたナジブ前首相の資金流用問題です。1MDBは国内開発の名目で資金調達したものの、そのうち45億ドルの不正流用の疑いが浮上し、その一部がナジブ前首相の周辺に流れたとされています。

 

この資金流用にGSの幹部が関わったとされています。マレーシア政府は手数料の返還(6億ドル)を求めると共に、同社に対する起訴手続きを取っています。

 

GSは、社監督責任の観点から謝罪したものの、社としての関与は否定し、争う姿勢を見せています。

 

今から売却しても遅いかもしれない

これだけの金額となれば売るのが王道ですが、実際はもう少し話が複雑です。

と言うのも、本件を織り込んで既に株価は大きく下げているからです。

 

引用元にも記載されていますが、GSの株価は昨年10月以降13%下げ、ライバルのモルガンスタンレーの8%下落、KBW銀行指数の1%上昇を大きく下回っています。

また、時価総額ベースでは、120億ドル(1.3兆円)減少しているようです。

 

不正が明らかになった時期ならともかく、既に株価に織り込み済みで、大きく下落した状況で売っても、底値売りになる可能性もあります。

 

 

 

一方で、割安さに飛びつくのも危険

ここ半年の下落で、GSの株価指標は大いに魅力的になっています。

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PER7.4倍、PEGレシオ1.2はなかなか魅力的です。

 

しかし、銀行株そのものが景気後退や経済危機時に真っ先に下落するという厄介な習性を持つ上、GSには不正問題が絡みます。割安だからと言って飛びつくのは危険な銘柄いです。

 

保有銘柄を悪く言うのもなんですが、買う場合は経済危機時の地雷を抱え込む覚悟が必要ですね。

 

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