風林火山 投資録

疾きこと風の如く、徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如し

エクソン・モービルなどの石油株投資は本当に難しい

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けんしんです。

 

最近、株式市場の下落をもろに食らっていますが、原油価格も大きく下がっています。

この件について、少々もやもやした気持ちが出て来たので考えを纏めたいと思います。

 

 

2018年途中まで石油株を保有していた

私は今年途中まで石油株を持っていました。

保有銘柄はシェブロンで、時期は2011年~2018年1月となります。

売却した理由は、原油安を先読みしたというカッコいいものではなく、下記に記載する通り、原油動向に振り回される状況にしんどくなったというところです。

 

このシェブロン売却によって、石油株はノーポジションになりました。

しかし、長年保有していたものが急にゼロになった事に居心地の悪さを感じ、翌月にエクソン・モービルを購入、5月に売却という結果となりました。

 

元々持っていたシェブロンではなく、エクソン・モービルを買った理由は、過去との株価比較で割安度合いが大きかったとかそんな形だったと記憶しています。

 

1月に売ったのは良いとしても、翌月すぐ買い戻して結局5月に売ったのは一貫性のなさで少々反省しています。

 

 

 

 

石油株の動向を読むのは難しい

私がシェブロンを売却した理由は、原油価格の予測が本当に難しい点になります。

 

石油株に影響を与えるのは原油価格ですが、原油価格は原油の需給で決まります。

もし、原油価格が需要メインで決まるなら、景気動向に連動するため(多少は)予測しやすいですが、当然ながら供給面の影響も大きくあります。

 

この供給面が非常に曲者で、OPEC等の産油国の増産・減産状況、シェールガスの生産状況などが絡みます。そして、これらを決定づける要因として、中東の地政学サウジアラビアやロシア、加えてアメリカなどの政治状況や国際関係が大きく影響します。

 

例えば、現在はカショギ氏殺害事件を背景にサウジアラビアが政治的に劣勢に立たされており、価格が下落しているにもかかわらず減産に踏み切れていない節があります。また、イランの動向やそれに伴う各国の制裁状況も無視できません。

 

こうした状況を適切に受け止め、正しく対処するのはなかなか大変です。経済要因だけでも先を読むのが難しいのに、魑魅魍魎な政治が絡むとなると予測はほぼ不可能で、半分博打のような気がしています。

 

エクソン・モービルなどのオイルメジャーは世界的な大企業であるという安心感がある一方、上記の難しさから石油株はハイテク株や金融株にも劣らない難易度の高い投資先だと考えています。

 

 

値ごろ感を感じないわけではない

2018年の原油価格は一時70ドルを越えるまでに上昇しましたが、現在50ドル近辺まで値を落としています。物事にはサイクルがあるため、ずっと下げ続けることはなく、どこかで底打ち・反転すると考えています。

 

2016年に30ドル割れという時期もありましたので、どこが底になるか分かりませんが、徐々に値ごろ感が出て来ていると感じる面もあります。

 

予測不可能な原油価格という難しさがあるため、個人的には買いにくい面はありますが、エクソン・モービルシェブロンをウォッチリストに入れて様子を見たいと思います。

 

 

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