風林火山 投資録

疾きこと風の如く、徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如し

ディフェンシブ・ハイテク株であるマイクロソフトの欠点

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けんしんです。

 

ここ数カ月、ハイテク株は大きく値崩れしていますが、私のメイン銘柄であるマイクロソフトはそれなりに健闘していました。

 

しかし、ここ数日のマイクロソフトはハイテク株全体と比べて軟調な印象があります。

個人的には前々から懸念していたことが徐々に実現して来たという気がしています。

 

つまり、どういう事か?

 

 

 

1.危機は弱いところから強いところに伝染する

マイクロソフトはハイテク銘柄の中で最もディフェンシブな性質を持つのが特徴です。

この性質ゆえ、ハイテク銘柄の下落期にはグロース投資家の受け皿となって来ました。

 

米国株ブログ村を見ても、アマゾン、エヌビディア、スクエア等々に投資していた方々がマイクロソフトに興味を示したり、乗り換えて来た例を数多く見てきました。

 

今までアマゾン等に集まっていた投資家が、下落を見てよりディフェンシブなマイクロソフトに退避して来たと言えます。

 

これが本邦個人投資家特有の傾向なのか、本場米国でも見られる傾向なのか定かではありませんが、この動きがマイクロソフトの下落を緩和させてきた反面、今後の下落要因になる可能性があります。

 

投資家は危機が起こると、弱いところから強いところに逃げる性質があります。強いところに飛び火する前に危機が収束すれば問題ありませんが、収まらない場合、最後には強いところが炎上します(危機が新興国から始まり、先進国に伝播してくるのと同じ理屈です)。

 

そして、ハイテク銘柄の最後に該当するのはマイクロソフトと言ってよいでしょう。

 

私としては、マイクロソフトに本格的に飛び火する前に混乱が回復する事を願っていましたが、ハイテク内で相対的に下落する傾向が出てきた以上、マイクロソフトへの伝染が始まった可能性を意識せねばならないと思いました。

 

 

 

2.相場が良くなったとしても暫くは上値が抑えられる可能性

一方、11/20の相場を見ると、マイクロソフトが大きく下げる傍ら、アマゾン・フェイスブック・エヌビディアといった今まで大きく下げた銘柄が健闘しています。

 

弱かったところが良くなってきたと言う事は、底が近いのかもしれません。

(勿論、たまたまかも知れませんが)

 

この場合は、マイクロソフトも引き上げられる可能性もある一方、一時的に避難していた投資家で元の銘柄に戻る人も出てくるため、上昇が控えめになるかもしれません。

 

 

まとめ

ハイテク銘柄の下落終了の兆しを感じる面もありますが、油断しないよう敢えて保守的に考えてみました。

 

理想としてはこのまま反転する事ですが、マイクロソフトがハイテク銘柄の中でパフォーマンスが軟調になる可能性は意識したいと思います。

 

2については市場平均をアンダーパフォームする程度と思いますので焦る必要はありませんが、危機が収まらず飛び火するという1は正直勘弁願いたい。

 

とは言え、保有銘柄で同じく下落を続けるアップルと比べて、ファンダメンタルズに問題が出ていないマイクロソフトの状況はまだ良好です。

 

仮にも7年間連れ添った銘柄…、ファンダメンタルズと関係がない株価の低迷なら気にせず待つことと致しましょう。

 

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