風林火山 投資録

疾きこと風の如く、徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如し

金利上昇でも銀行株は難しい

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こんばんは、けんしんです。

 

昨日(10/3)に米国の長期金利が大きく上昇しました。
(10年債利回り:3.06%→3.18%、30年債利回り:3.22%→3.34%)

 

9/26のFOMC周辺から徐々に切り上げ、10/3に急上昇した形になります。

 

米国債利回り(2018/10/4 20時現在)

 

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9/26時点では利上げで短期金利のみが上がったため、イールドカーブがフラット化しましたが、長期金利も上昇したことで、形状も戻りつつあります


FRBが利上げを実施し、長期金利も上昇となれば、当然銀行株には追い風となるはずなのですが、株価はいまいちです。

 

チャートを見てもJPモルガンは多少上がっているもののゴールドマンサックスやモルガンスタンレーは年初来安値付近を低迷しております。

 

チャート

 

1.JPモルガン・チェース

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 2.ゴールドマン・サックス 

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金利が上がっているにも関わらず、株価は下がってますね。

 

 

 

 

将来の暴落の可能性は否定しえない

 

推測の域を出ませんが、経済危機が起こった際に真っ先に暴落するという銀行株の特性が、投資家の買いを躊躇させていると推察します。

 

特に今年はリーマンショック10周年という節目の年ですので、意識される面が強いのだと思われます。

 

そして、その判断は非常に正しいです。

 

将来の暴落の危険性を意識すれば、割安さに騙されず距離を置くのが賢い選択だと思います。

(じゃあ、お前は何で持ってるんだと突っ込みが入りそうですが^_^;) 

 

そんな銀行株ですが、ファンダメンタルズが好転しているのは間違いないので、私としては腐らずに持ち続けようと思います。

 

ただし、割安さが修正される前に、経済危機が起こって株価暴落というのは大いにあり得ます。

 

今のように暴落が意識されている局面では慎重な保有姿勢が求められます。

広くアンテナを張り、ファンダメンタルズの変化には敏感になる必要があります。

 

 

保有のメリットもない訳ではない

 

実は、銀行株にはハイテク銘柄も高配当銘柄も逃れられない金利上昇リスクを軽減出来るという利点があります。

 

ハイテク銘柄は、借入比率が高いため金利上昇により利払い費用増加に繋がりやすい。

高配当銘柄は、よりリスクの低い債券の利回りが上がり、高配当のメリットが薄れる。

 

銀行は、金利上昇が収益拡大に繋がりますので、これらのリスクを軽減してくれます。

 

しかし、銀行株は暴落期に弱いという最悪のデメリットがあるため、制御の難しいじゃじゃ馬のようなもの。

 

買う場合はデメリットをしっかりと認識してからになりますね。

 

 


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