風林火山 投資録

疾きこと風の如く、徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如し

AT&Tのタイムワーナー買収承認と株価下落

アメリカの通信大手AT&Tがタイムワーナーを買収する計画について、アメリカ司法省が独占禁止法違反に当たるとして買収を中止する訴えをしておりましたが、ワシントンの連邦地方裁判所は訴えを退け、計画を承認する判断を下しました。

 

米国株投資家はAT&T保有している人も多いため、判決に胸をなでおろした方も多いと思います(私もそうです)。

 

さて、株価の低迷要因に上げられていた事項が改善したため、株価は上がったかな??と期待して見ると

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(ヤフーファイナンスより)

下がってました(それも6%を超える下げ)。

何と言いますか、いつもの事ですね(;^_^A

 

M&Aが実施される場合、買収される側は高値を提示されて株価が上がり、買収する側は財務悪化を懸念して株価が下がることが多いため、下げたこと自体に異論がある訳ではありません。

 

しかし、訴えられた時は不透明感を理由に下がり、判決で不透明感が払しょくされたら今度は財務悪化を懸念して下げるところを見ると、下げることありきで理由は後付けのようにも思います。

 

恐らく、買収差し止めの判断が出ていたとしても、経営戦略がとん挫したと見られ、株価は下落しているのではないでしょうか。

 

AT&Tは米国株の中で非常に悪いパフォーマンスが続いてますので、悪い方にばかり捉えられてしまうのだと思います。

 

こればかりは市場の受け止め方次第なので、どうしようもありません。

そして、これこそが投資の難しいところでもあります。

 

AT&Tが割安なのは確かで、適正水準まで上昇すれば利益を取れるとは思います。

しかし、矯正が起きるのはいつか、そもそも起きるのか分からないのが難しいところです。

矯正が起きないまま悪材料が出て、適正水準時代が下落する可能性もあります。

 

こういう状況ですので、さっさと見切りをつけて、勢いある銘柄に乗り換えるべきという考えも至極もっともです。

(米国株ブロガーの皆さんでも意見が割れるところですね)

 

 私は、AT&Tのような辛抱を要する株を持つ一方で、勢いがある銘柄も保有し、バランスを取る形で進めています。

 

この辺りは絶対解はありませんので、各々の投資信条に合致し、納得する方法を選びたいですね。

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